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オンラインイベント

ディレクターズ|社内イベント・アワーズイベントプロデュース
トピックス
2020.08.08

オンラインとオフラインとは何なのか?

2020年新型コロナウィルスによって世の中は急速に「オンライン」が進んだ。
イベント業界も同様に様々なシーンでオンラインイベントが開催され始めた。

弊社でも世の中の流れを読み、緊急事態宣言 直前の3/28、即座にオンラインセミナーを開催した。
過去数回、リアルで行なっていたセミナーを完全インターネット配信に切り替え実施したのである。
今まで当たり前にオフラインで開催していたものをオンラインに切り替えたのだ。

話が少しずれてしまったので、ここで オンラインイベントとは何なのか? を改めて考えてみたいと思う。

今回はオンラインイベントを下記のように定義する。

オンラインイベントとは、物理的に、人が、ある場所に集まることなく、インターネット上で開催・完結するイベント。

オフラインイベントは、オンラインイベントの逆、
つまり人がある場所に物理的に集まって開催されるイベント、とする。

それでは、オンラインとオフラインは新型コロナウィルス登場の前後で、どう変わってきたのだろうか。

新型コロナウィルスは広まる前までは、いわゆるオフラインイベントで、いかに五感で体験をさせるか?と言ったことが世の中の課題であり、目標であった。

オンラインは”拡散”が主流であり、商品やサービスの写真や感想をSNSに投稿してもらうようなプロモーションを各社行なっていた。

インフルエンサー・インスタグラマーなどの言葉も、この拡散の流行から生まれた言葉であろう。


世界的にコロナウィルスが流行したことで、オンラインの考え方が、コロナ以前の拡散から、オフラインの代わり、に変化することになる。

追加的な要素から、主体の代わりになったのである。

入口とゴールの逆転

コロナ前はリアルが入口であり、オフラインは追加的なものであった。

展示会やイベントホールで一生懸命、参加者の個人情報を集めることを考え、集めた個人情報に対してメールや電話でアプローチを行なっていたのである。

言うならば、これは オフライン in + オンラインである。


アフターコロナ・withコロナの今はどうだろう?

もうお分かりだと思うが、入口が逆転しているのである。
オンラインセミナーやオンラインイベントでビジネスがスタートするのである。
おそらく、オンラインで興味を持っていただいたクライアントに対して、個別オンライン か 個別商談 に進むのでは無いだろうか?

オンラインin + 個別オンラインorオフライン の形である。

オンラインとオフラインを区別する必要があるか?

先日、若い人の話を聞く機会があった。

「オンラインでもオフラインでも、どっちでもよくないですか?」 彼らの意見は、とても興味深い話であり、まさにジェネレーションギャップを感じざるを得ない物であった。

我々にとって新しいジャンルであった「オンライン」は、彼らにとって全く新しいものではなく、日常であったのである。

デジタルがある世界で生まれ育った世代にとって「オンライン」・「オフライン」という概念は無いのだ。

結局はコミュニケーションなのではないだろうか?

コミュニケーションには、対面・電話・メール・web、様々な方法がある。
しかし、ツールに注目すべきではないのである。

大切な事は方法が何であるかではなく、コミュニケーションをとれるか、とれないか、なのである。

顧客とコミュニケーションをどうとるか? 現時点では、この先ツールがどう変化していくかは分からない。
しかし、ツールがどう変化しようが、その時々で一番効率の良い行動をとることで、新しい時代でも新たな形となって、今までのように関係性を築くことがでるのではないだろうか?

オンラインイベントの開催

オンラインイベントを企画・開催する際は、今までお伝えしてきたことを意識してほしい。
ポイントは、主語をブラさない、ことである。

繰り返しになるが、オンラインは方法であり目的ではないのだ。
目的をしっかりと設計し、その上で最適な方法を選んで開催することで、意味のあるオンラインイベントを開催できるはずである。

ディレクターズは、クライアント様に納得してもらうまでご提案し、イベントの企画・設計から実施まで、しっかりとサービスを提供いたします。

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